「20代で隠居 週休5日の快適生活(大原扁理著)」を読んだ。

こんにちは、孤独なみかんです。

今回は、「20代で隠居 週休5日の快適生活(大原扁理著)」を読みました!

印象に残った点を書いていきます。

「週5日働くのが当たり前」の洗脳が解けた。

解けました。筆者は週2日だけバイトをされて、生活をしているそうです。

「週5日働く」というのが、自分の中で当たり前に存在していました。

しかし、この本を読むと、筆者が送る生活のほうが実に健全というか、

人間的というか、充実した生活を送っていると感じました。

生活を楽しむ。

おもしろいもので、人間、お金がないと知恵が出てきます。

週2日しか働いていないので、お金がない分、色々なことを「自分でやる」そうです。

これが、実に楽しそうなんですよ!

本の中では、料理、洗濯など具体的な生活術もたくさん出てくるのですが

生活を楽しんでいる感じが、文章から滲み出ているんですよね。

ハタチ過ぎたら人生引き算

やりたくないことはやらないし、付き合いたくない人とは付き合わない。

これ、非常に共感しました。自分もここ数年は「やりたくないことはやらない」を頭の隅に置いて生活をしています。

あと、「できないことはできないで、良いじゃない」っていうのも。

嫌なことを肯定しない。

嫌いな人を好きになる努力をしてる暇があったら、それはとりあえず置いといて、すぐそばにいる好きな人を、もっと好きになりたいけどなぁ。

 「嫌いな人の良いところを見よ」というのは、よく言われますが、

この考え方は好きです。

家賃を1時間あたりで考える。

私のアパートには、1時間あたり約39円もの家賃が発生していることがわかりました。

自分も今後、家を借りることが複数回あると思うので、参考になります。住居費を下げると、生活のコストもだいぶ下がりそうです。

過度な期待をかけない。

隠居は何か大きなことに失敗するということはありません。

なぜなら初めから人生に過度な期待をかけていないからです。

これ読んだ瞬間、「あ、俺、隠居に向いてる」と思いました。

年々、将来への希望みたいなのが無くなっているのを感じています。

「どうせ、この人生ロクなこと起きないな」と。

だからこそ、週2日だけ働いて…みたいな生活が、本を読んで垣間見られて

少し希望が持てました。 

「多様な働き方」、広がんねーのかな。

よく派遣を推進する立場の人が「多様な働き方」という言葉を口にします。

でも、実際は正規雇用から非正規雇用に雇用形態を変えることで、

時間的な拘束は正社員と同様そのままに、

賃金だけが低いのでは無いのかなと思っています。

賃金と時間的自由は「引き換え」であるべきだと考えます。

 

MENU